IT

Apple Musicの音質ラベルの意味

こんにちは、るっしーです。
2021年6月よりApple Musicにて、Dolby Atomsやロスレス配信が始まります。
それに伴って追加されたこのようなラベルについて説明します。

説明

Digital Master(以前から存在)

こちらは以前から存在していますが、目につく場所にラベルが表示されているわけではないため気づかなかった方も多いかと思います。
ハイレゾと勘違いされる方も多少いらっしゃいますが全く異なるものです。

Apple Digital Masterで配信される楽曲は、ほかの楽曲同様256kbpsAAC形式のファイルです。
しかし、このAACファイルを生成するためのソースファイル(一番元となる音声ファイル)は24bitの高解像度なファイルが使われます。
それをAppleによって最適化されたエンコーダー(AACへの変換ソフトウェア)を使うことによって、従来のAACファイルよりもより高音質でかつ効率的にAACファイルを作り出し配信しているものです。

Dolby Atoms

ドルビーアトモスは画期的で臨場感あふれるオーディオ体験で、アーティストは周囲のあらゆる方向や頭上から音が聞こえるように音楽をミキシングすることが可能になります。

https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/05/apple-music-announces-spatial-audio-and-lossless-audio/

Apple公式サイトでは上記のような説明があります。
ドルビーアトモスとは、立体音響技術のことで通常スピーカーの設置してある正面や、イヤホンヘッドホンをしている左右からしか音が聞こえないところを、頭上は後ろからなど様々な方向から音が聞こえるようにする技術のことです。
今回、AirPods ProやMAXに搭載されている空間オーディオという機能と共に動作するようになります。
これによって、立体的に音楽を楽しむことができるようになります。

しかし、全曲対応するのではなく、アーティストや楽曲提供者がドルビーアトモスのための音源を作成している場合に限るため、対応は少しずつ増えていくと思われます。

ロスレス

以前からApple Musicでは、256kbpsのAAC形式ファイルにて楽曲を配信していましたが、ロスレス楽曲ではまた別の形式となります。
ロスレスとは、ロスがレス、つまり損失がない形式のファイルです。
ロスレス形式には、FLACやALACというものが存在し、Apple Musicでは後者が使用されます。
ALAC形式では何も圧縮されていないファイルから圧縮をかけていますが、損失がない圧縮方法(可逆圧縮)を使用されます。
そのため、比較的容量を抑えつつ(とはいえAAC比で莫大)最高音質で配信ができます。

しかし、24bit/192kHzなど到底の環境ではその効力を発揮できず、少なくともApple製品でBluetoothを使用して聴く場合は恩恵は受けられません
具体的なことは、「Bluetooth コーデック」などと検索をかけてみてください。

私の環境ではオーディオインターフェイスとHi-Fi対応イヤホンにて聞くことはできますが、それでも頑張っても違いが判らないと思います...

さいごに

この記事を書いている時点では、2つ目と3つ目の配信は始まってませんが楽しみですね。

-IT